こんにちは,平林です。今回はGIGAスクール構想の推進で日本での活用が進んでいるChrome Book(クロームブック)について書きたいと思います。
Chrome BookはGoogleのブラウザである「Google Chrome」が入っている端末のことで,基本的にインターネットに繋ぎ,Google Chromeを開いて使うパソコンです。
Googleアカウントにログインすると紐づいているアプリが使えるため端末に依存せず,どの端末でも自分の環境が呼び出せます。
たとえば,外出先のカフェに設置されている端末にGoogle Chromeがはいっていれば,自分のGoogleアカウントでログインしてお気に入りのアプリを使って書きかけの原稿の続きを書くことができるのです。
ただし,ネットにつながらなかったり・自分のアカウントが持てずアプリが入れられなかったりするとChrome Bookの良さが全く活かせません。GIGAスクールで導入された端末がChrome Bookなのに子どもたちにGoogleアカウントが配られていなかったり,アプリの導入を厳しく制限したりするのはとても残念なことです。
そのような場合はぜひ市長さんに手紙(嘆願書)を書いて,市民の声を届けましょう!
さて,今回はChrome Bookで便利に使えるアプリを紹介したいと思います。iPad版のディスレクシアホイールほどアプリが整理できていないのですが,わたしのおすすめを以下にご紹介します。アイコンを押すとダウンロードページにつながりますので活用ください。
もくじ
Chrome BookではGoogle Chromeというインターネットブラウザにアクセスし,拡張機能というものを自分のGoogleアカウントに紐づけて使います。まずは,に入れて使います(この拡張機能がiPadなどでのアプリに相当します)。
拡張機能を入れるためには,Google Chromeのブラウザで左上に表示されている「アプリ」というアイコンを押して,ウェブストアにアクセスします(以下の写真のような見た目です)。
このリンクからも飛べます https://chrome.google.com/webstore/category/extensions?utm_source=chrome-ntp-icon
これであなたのGoogle Chromeブラウザに拡張機能が入りました。
まず,読み上げに便利なNatural Reader(ナチュラルリーダー)の使い方を紹介します。ナチュラルリーダーはWindowsのアプリとして10年くらい前から使われている老舗アプリです。日々進化していてとても使いやすいのでおすすめです。(Windows,Macではアプリ名で検索してインストールすると使うことができます)
次に,PDFファイルに上からテキスト(文字)を打ち込んだり,手書きで線を引いたりすることができるアプリ「Kamiapp」です。学校で配られるワークブックなどをPDFファイルにしてそれに書き込むとか,先生が共有してくれたワークシートに書き込むといった使い方ができます。使い方等がでは「NHK for school」からダウンロードできるワークシートにKamiで書き込みをしています。PDFへの書き込み機能はなかなか使い勝手のよいものがないので,このアプリはまさに「神」アプリ!
Copyfish(コピーフィッシュ)は,OCRアプリ。画像の中に文字が入っていて選択して読み上げることができないときに,画像の文字を認識させることができます。いろいろな言語に対応していて,認識後はコピーしてNatural Reader(ナチュラルリーダー)で音声読み上げをしたり,そのままGoogle翻訳で翻訳したりできます。
拡張機能というのに少し慣れないかもしれませんが,使っているうちに慣れてくるのではないでしょうか。まずは,いろいろ入れてみて,使ってみて,お気に入りを探しましょう。
わたしが持っているChrome Bookは2015年に買ったものなので結構古いのですが,使えなくはない。ただ,ちょっと動きが遅いですね。新しいのがほしいです!
それでは,また。
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