イベント情報 ”対談「インテークってどうやるの? アセスメント×対話」”

2月のイベントのテーマは「対話」です。

日本では2016年から障害者差別解消法という法律が動いています。

この法律は障害を理由とする差別的取り扱いの禁止と合理的配慮の不提供の禁止を定めたものです。

具体的に学校教育で考えると,さまざまな障害のある子どもが皆と同じように学ぶためになんらか障壁がある際には,その障壁をなくすためにその子どもに必要な方法(合理的配慮とよばれます)を子どもと学校とでよく話し合って対話を行ってくださいね。合理的配慮の提供は公立機関では義務ですよというものです。

何らか苦手さのある子どもたちが学校で合理的配慮を得ながら学ぶためには,学校と子どもとの間で建設的な対話を実現できるかが鍵になります。

現在,障害者差別解消法は,改定にむけた動きがあり,障害者、事業者から個別の相談に応じる自治体の窓口体制を拡充するなど,対話プロセスを重視する方向に動いています。

今回の対談では,社会モデルの伝“考”師として,合理的配慮の提供にあたって求められる対話プロセスの研究を行っている飯野由里子さんに聞き手に迎え,子どもたちにタブレットを紹介してきた立場から,平林が子どもとのインテークについて話します。

子どもと会って話をし,その子がどんなところで助けを必要としているのかを知るために行うのがインテーク(初回面談)です。インテークは子どもの状態を把握するという目的もあるのでアセスメントでもあります。

今回は,インテークから合理的配慮の話まで,子どもとの対話の仕方を考えるセミナーです。興味のある方はぜひお越しください。日曜日の午前中です。

●開催日/時間:2021年2月21日(日)9時20分開場,9:30開始,11:30終了予定

●参加費:1500円

●申し込み

https://kodomototaiwasuru20210221.peatix.com/view

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