ATACカンファレンス2017

こんにちは。平林です。
最近,なんだかバタバタとしてしまってブログの更新を滞らせてしまいました。3と9のつく日に更新するつもりだったのに,とてもできていません。

さて今日は勤労感謝の日,そしてもう11月も半ばですね。来月はもう12月です。12月といえばATACカンファレンスです。
ATACカンファレンスをご存知ない方はぜひホームページをご覧ください。

わたしは,大学4年生のときから参加しているので,もう・・・15年ですね。。。
大学のゼミのみんなと参加したのが,15年前でそれから毎年,いろいろな形で参加しています。

その時の写真を見つけました(平林一番左,いっしょに写っているのは同級生。勝手にごめん)。

いろいろな困難のある子どもたちの教育にたずさわりたいな,でも教育ができることってなんだろうと思っていたときにVOCA(Voice Output Communication Aid:ボタンを押すとあらかじめ登録した音声が出力される機械です)に出会い,ATACに出会いました。

アメリカにはリソースルームっていうのがあって,いろいろなツールや教材があって,そこに技能や知識をもった先生がいて,何かに困っている子はそこで学習などのいろいろな相談が受けられるらしい。そういうところで私も働きたい。

というのがわたしの夢だったように思います。そのころの夢,けっこうかなってるよねって思います。

日本にも特別支援教室ができはじめました。この特別支援教室にいろんなツールや教材,知識,技能が入っていくといいなと思っています。
どういうツール・教材・知識・技能が今あるのか,それを知る事ができるのがATACじゃないかなと思います。

今年,わたしは
「学習に遅れのある子どもと親の理解のための実践的セミナー」の中で

「子どもの理解と評価 ~URAWSS実施と評価シュミレーション~」

「君もハイブリッドキッズ ~テクノロジー体験~」をやらせていただきます。
http://atacconf.com/2017_12/program/index.html

読み書きの速度を評価するツールである「URAWSS」は,「URAWSS2」にバージョンアップして子どもたちのニーズを掘り起こすツールになりました。

文字を目で見て読むのではなく,音声化して耳で聞いて理解する
文字を手書きするのではなく,ワープロで文字を打ち込む

このような別の学び方があっているかどうかを知るために,まず必要なのは,別の方法を試してみる事です。
困難をもつ子どもたちが,自分の学び方で学んでいくためには,自分のニーズを自分で認識し,必要な支援を選んでいかなくてはなりません。それを手助けする技術もリソースルームに必要なことじゃないかなと思います。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。