こんにちは,平林です。
最近,SurfaceGo2を買いました!
今までは職場のWindowsを借りていたのとMacの中でパラレルズというソフトを使ってWindowsを動かしていたのですが,学校に入ってきている端末が全体としてどんなバランスでできているのか,オンライン授業に使うとカメラやマイクはどんな感じなのか,研究しようと思い,中古で少し安くなっていたSurface Go 2 を買い求めました。
Surface Go 2 はさすがのマイクロソフト製品,軽くて使いやすいです。
特に最近のWindowsタブレットはOfficeが新しいバージョンになったことでとても良くなったように感じます。
読み書きの困難を助けてくれるアクセシビリティ機能(例えば,イマーシブリーダーとかディクテーションとか)がOfficeの中に内蔵されるようになって,これまで以上に使いやすいです。
文書を作るためのアプリ「Word(ワード)」,プレゼンのためのアプリ「PowerPoint(パワーポイント)」は,学校の教室でみんなで取り組む活動に使われるため,そこに読み書きを助けてくれるアクセシビリティ機能が入っているというのは,子どもの大きな強みになります。
★イマーシブリーダーの使い方
★ディクテーション(音声入力のこと)の使い方
画面キーボードもローマ字入力だけでなく,フリック入力や手書き入力が選べます。
あとは,標準のオンスクリーンキーボードに「かな50音配列」があればすごくよいのですが,残念ながらWindowsの標準オンスクリーンキーボードには「かな50音配列」はありません。今後に期待したいです。小学校低学年の子どもがタブレットを使うのには,かな50音配列が必須ですね。
★標準アプリ「Whiteboard(ホワイトボード)」の使い方
WindowsタブレットのWhiteboardという標準アプリ、ご存知ですか。
このアプリ手書きで自由に描くだけでなく、
定規を使って図形を描く
文字を打ち込む
写真・PDFに線や文字を書き込む
背景色と罫線を変更する
図形補正を使うことができます
こういうアプリがなくて困っていた、という人は多いのでは? pic.twitter.com/u2sGwvdm06— rumi-hirabayashi (@rumiracle) July 4, 2021
ノートをとるためのアプリ「OneNote(ワンノート)」は,まだあまり学級で使われている例を耳にしませんが,おそらくこれからどんどん使われるようになると思います。
6月の学びプラネット月1セミナーではWindowsを取り上げ,読み書きが苦手な子どもの相棒としてWindowsタブレットがどんな風に使えるのか,Windowsタブレットが筆記用具となることで学校の先生が子どもにどんな学び方の選択肢を作っていけるのかについてお話しました。
アーカイブ動画をレンタルできるようにしましたので,夏休みに取り組んでみようかなという方はぜひこちらをみてやってみてください。
https://20210620windowsseminar.peatix.com/view
このセミナーがぴったりなのは,
・Windowsタブレットで読み書きを補って学ぶ方法に興味のある方で
・関わる対象の子どもの学年が小学校5年生〜中学3年生くらいの
・学校関係者の方で実際に学校で取り組みたい場合や
・Windowsタブレットが導入された学校に通う子どもをサポートする言語聴覚士・心理士の方や保護者の方
この動画では,Windowsタブレットが有する読み書きを補う機能を主軸として以下の内容が学べます
1.アプリを入れなくてもできる!Windows標準機能を使う
・音声読み上げ(イマーシブリーダー)
・さまざまな入力方法(各種キーボード,音声入力)
・便利なメモ機能(Whiteboardに内蔵されるプリントへの書き込み,定規,罫線,背景の変更)
2. Microsft Officeで読み書きの苦手さを補う
・Wordで見やすい教材,読み上げられる教材を作る
・Microsoft Powerpointで子どもにあった漢字の宿題を作る
・OneNoteでノートテイク
3.事例 読み書きが苦手なAさんと中学校が取り組んできた授業・テストでの合理的配慮の実例
4.Windowsタブレットで使える便利な3つのアプリ
自治体からご依頼で作成したオンデマンドの研修動画を,配信しています。Windowsタブレットの活用について30分程度にまとめたものがありますので,こちらもご活用ください(有料です)。
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