読み書きの困難さは自覚することが難しい。まずは、別の方法を経験してみよう。

読み書きの困難さは自覚することが難しい。まずは,別の方法を経験してみよう。

こんにちは。

今回は,保護者の方からよく相談をいただく以下のようなことについて考えてみます。

うちの子は,漢字を書くのが大変そうなのだけれど,困っているわけではないみたい。テストでも空欄が多いし,どうサポートしたらいいの?
子どもに特異的な読み書きの困難さがあるのかどうかはっきりしない,でも様子を見ているととても大変そうだ,といった場合,まず必要なのは,評価や診断ではないかもしれません。なぜなら,本人がそれを望んでいるわけではないからです。わたしは評価や診断は目的をもってやるべきだと考えています。

ただ,読み書きに困っていそうなのに本人に自覚がない場合,まわりにいる大人はついつい心配になります。このような場合は,まずはタブレットPCやスマホといった身の周りにあるテクノロジー(アルテク)を日常の生活の中で使ってみることをお勧めします。

たとえば,書くことが苦手かもしれない子どもの場合には,

「書くことを補うワープロを使っていくということを見越して,親子でメールやメッセージのやりとりをする」などです。

提案
まずは日常生活の中でテクノロジーを使っておこう

メッセージのやりとりを通してでワープロで文字を入力することに慣れていけば,もし本人が手書きすることの大変さを訴えてきた時,すぐにそれが代替手段になります。

もし,手書きは大変じゃないということがわかっても,メールやメッセージは今や多くの人にとっての重要なコミュニケーション手段ですし,ワープロで文字を打てて困ることはありません。

平林
子どもが困らないような道を作っておくということはできません。そして,それはもしかすると本人の成長を妨げることになるかもしれません。でも,テクノロジーを自分の力の一部にしておくことは,本人の選択肢を広げることになります!

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