学校の当たり前が生み出すバリア,見えますか?〜「社会モデル」のメガネで見てみよう〜

クイズ&ギャンブルゲームとグループワークで学校の中にある当たり前を見直す

こんにちは,平林です。

昨年,OTD普及協会の心のバリアフリー認定講師になりました。

心のバリアフリー認定講師は,障害の社会モデルの考え方を世の中に広めるために作られた資格です。

https://otd0507.org/instructor/

OTDの心のバリアフリー認定講師ができること

•車いすユーザの社会アニメーション動画を使った研修の実施

•社会モデルを体感するワークショップ(クイズ&ギャンブルゲーム)の実施

•社会モデルを重視する他の講師と交流できるコミュニティへの参加

昨年1月,障害の社会モデルで学校の当たり前を見直すことをテーマとしたワークショップを開催しました。

みんなとは違う学び方を選ぶ子どもたちのことを理解するために,支援者が「障害の社会モデル」の理解を深めることはとても大切です。

そのときの様子を内容がわからないようにして簡単に紹介するビデオを作りました↓↓↓

ネタバレしてしまうとせっかくのワークショップが台無しなので,内容は参加してのお楽しみ。

定期的にこのワークショップを行っていく予定で,直近では7月18日に開催します。

じっくりワークショップなので時間が長いのですが,参加することで目に張り付いた鱗がポロポロと剥がれる,そんな経験ができると思います。

ワークショップ参加者の方の感想

・知らないということは、本当に怖いと思いました。もう少し自分のアンテナを鍛えないといけないと思いました。

・あっという間の充実した時間でした。小グループでの話し合いでは、特に午後はさまざまな立場からの参加者だったので、いろんな視点が学べたことも良かったです。

・グループワークだと自分では言語化できにくかったことをグループの方達が一緒に考えてくれた。明日から常に社会モデルだとどうなるのかを考える癖をつけ、また職場の人にも問いかけていきたい。

・普段目に見えているものが、視点を変えて見ると、違って見えること。学級担任をしていて、普通学級でも生きづらさをかかえている子どもは多いだろうと、今後の自身の指導に行かしていければと思う。

・社会モデルの考え方について、体験を通して実感的に学ぶことができてとても有意義な時間でした。今後考えていきたいことは、知的障害や情緒障害など目に見えにくい障害の扱いです。

・実際にゲームなどしながら、話合いもできて、実情も理解し、わかり合えるというのはとても新鮮でした。

ワークショップの概要

体験型ワークショップ「社会モデルメガネで見る学校の中の偏り」

推奨環境:ワークショップでは資料を見たり,チャットに書き込みをしたりする必要がありますので,パソコンまたは画面が大きめのタブレットで参加してください。スマートフォンでの参加は推奨いたしません。

●対象年齢:中学2年生以上

●開催日/時間:2021年7月18日(日)9時20分開場,9:30開始,15時終了予定(途中,昼休憩あり)
※午前中のゲーム大会は途中参加ができません。時間厳守でご参加ください。

●定員:40名

●参加費:5000円

お申し込み,お待ちしています。

申し込みはこちらから

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