子どもと取り組むアクセシブルな授業づくり 〜特別な場ではなく教室の中で行う変更・調整〜

こんにちは,平林です。いつも宣伝ばかりですが、多くの方に知ってほしいことがあります。それはいつも私の活動の中心にある目的のようなもので、「子どもが毎日を過ごす場で子どもと大人が対話をしながら、子どもが自分がやりやすいなと思う方法で学べるように学校や地域に働きかける仕事がしたい」ということです。これは自分だけが取り組んでも広がりがないことなので、ネットワークがあるといいなと思っています。

だから会社を作るときに名前に「プラネット」を入れました。特に宇宙に関係する意味を持たせたわけではなく,「プラン」と「ネットワーク」をくっつけて「プラネット」,「学びプラネット」にしました。

こんなことやってみたらいいんじゃないというのが「プラン」。試行錯誤のたね。

それをいろんな立場の人がやってみることを広げるための「ネットワーク」があったらな。

2020年9月にはじめて学びプラネットは、いろんな縁がつながって、一昨年から自治体と連携しながらプロジェクトを行う機会に恵まれ、学校の先生とプロジェクトを作る活動もしています。

子どもといっしょにいろんな試行錯誤をしている先生がいること、その先生方と意見交換をしながらプロジェクトが進められることは、わたしにとってとてもうれしいことですし、新しい視点や研究を進める原動力になります。

6月の学びプラネットセミナーは、現場の先生をゲストにお招きし、その試行錯誤とそれによって子どもたちから上がってきたさまざまな反応・意見を共有いただきます。

打ち合わせを何度かさせていただき、昨日は詳細な実践内容を共有いただきました。子どもの声を聞きながら、それに応えるために必要な情報をアンテナを張って集め、日々の関わりに組み込んでいるということがとてもよくわかります。

「良い方法を子どもに合わせてカスタマイズし、上手に進めた実践」ではなく、子どもを理解することを中心において対話をし、子どもから出てきた種をいっしょに蒔き、芽をいっしょに観察しながら考えている。そんな実践です。

そして実践は子どもの話を聞くだけでなく、学校の中でコーディネーターとして通常の学級で奮闘する同僚の先生の話を聞き、それに対してもまた情報を集め、提案し、具体的にいっしょに試行錯誤をする方向に展開していっています。子どもの話を聞いて進めるのと同じプロセスを、同僚とも行っていく。特定の子どもに対してだけでなく、学校全体に広げていきたいという信念がそこにあるんだなと感じました。

これは多くの方に聞いてもらいたい。シェアしたい。ブログの更新をさぼっていたけれど、書かなければと思ってこれを書いています。

ぜひ、お越しください。日程が合わなくてもあとから配信で見ることができます。

https://classroomgoodpractice.peatix.com/view
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